越後のおやつ

冷凍白玉もち

「松月堂」涼風白玉

「松月堂」あんこもち

「松月堂」ずんだもち

「松月堂」ごまもち

生あられ・揚あられ

素朴な材料に四季の彩りを織りこんだ和のお菓子。伝統の中ではぐくまれた温かさが、心にしみじみとしみこんできて、とても幸せな気分になれます。和菓子は、目に美しく、ほんのり甘く、そしてからだにも優しいと、今、世代を超えて愛されています。実は、その多くがお米からできているのです。ニッポンはやっぱり瑞穂の国だったのだと、デザートを食べながら実感してください。

昭和の頃のおやつといえば、おせんべいやお団子などの素朴で温かなお菓子が主流。もちを、蒸して搗いて、さらに食べるときにもう一度、焼いたり煮たりするので、消化がよく栄養価が高くなるのです。この手間のかかった工程が、温かさや優しさを生み出すもと。おなじみのあられや白玉はどんな風に作られるのかをたどってみましょう。

もち米を水にさらして、挽いた後に乾燥させた白玉粉は、きめの細かさが身上。つるんとした白玉、ぎゅうひ、うぐいす餅などの材料です。一方、道明寺粉はもち米を蒸してから乾燥させて粗めに挽いたもの。あの透明感のあるつぶつぶ感は桜餅になくてはならない素材。加工の仕方で食感は大きく変わるのです。

もともとは、干したもち米を炒った素朴なお菓子でした。炒るときの「ぱらぱら」という音やはね方が、屋根を打つ霰に似ていると、こう呼ばれるようになりました。江戸時代以降、餅を小さく切って乾燥させてから炒って、砂糖や醤油で味をつける今の形に近くなったといわれています。

おかきとも呼ばれるこのお菓子は、もち米の焼き菓子です。お正月に供える鏡餅は時間が経つと乾燥してひびが入ってくるもの。鏡開きの日に小さく割ることから「欠き餅」と呼ばれました。揚げたり焼いたりして味をつけますが、あられより大きく、歯ごたえがあり、またバリエーションも豊かです。